入院のご案内 ― 回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟とは

 回復期リハビリテーション病棟(以下回復期リハ)は、平成12年診療報酬改定時に新設されました。
脳血管疾患又は大腿骨頸部骨折等の患者に対して、ADL能力の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハを集中的に行うための病棟であり、回復期リハを要する患者が常時80%以上入院している病棟を言います。

 秩父地域唯一の回復期リハビリ病棟として、地域の急性期病院と連携して入院の受け入れを行っています。当院でリハビリをおこない、在宅生活が再開できるようご支援をしています。

回復期リハビリテーションの対象疾患

  1. 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症又は手術後、義肢装着訓練を要する状態
    高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷
  2. 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態
  3. 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態
  4. 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態
  5. 股関節又は膝関節の置換術後の状態

※1~3については、発症から2ヶ月以内に、4・5については、発症から1ヶ月以内の入院が必要です。

回復期リハビリテーション病棟の流れ

  1. 入院判定会議
    患者様の病気・状態・発症後の日数などから総合的に判断・決定し、入院の可否を協議いたします。
  2. 当院に入院・リハビリテーションの開始
    • 入院時評価
      入院時に各担当スタッフが患者様の状態を評価し、安全な範囲内でご本人の力を発揮していただけるよう、病棟での日常生活の自立度を決定します。
    • カンファレンス
      各担当スタッフが評価した患者様の状態と日標を話し合い、病棟内で統一した方針(ゴール)を決定いたします。この方針に基づいて、リハビリテーションを実施していきます。
      また、その後も中間カンファレンス・退院時カンファレンスを適宜行い、目標の達成度を確認していき、必要に応じて目標の再設定を行います。
    • 個別リハビリ
      患者様の心身機能のレベルに合わせて、担当リハビリスタッフが1対1のリハビリを行います。
    • 病棟リハビリ
      日常生活動作の早期向上を目指し、個別リハビリと並行して、病棟においてもリハビリスタッフ・看護師・介護士等の病棟スタッフがチームとなり、患者様の日常生活動作訓練を行います。
    • 家屋調査、在宅調整
      在宅退院に向けて、リハビリスタッフ・病棟スタッフがご自宅に伺い、手すりの有無・段差の高さ・浴室の状態などを確認します。
      必要に応じて、福祉用具の選定や住宅改修の提案、在宅サービスの提示などを行い、安心した生活を始めていただけるように住環境を調整いたします。
      また、在宅退院以外の患者様にもその方にあった施設の紹介・調整を行います。
  3. 退院(必要に応じて、維持期のリハビリに移行)

※入院・転院のご相談は医療ソーシャルワーカーまでお願いいたします。