こんにちは。介護士の浅見です。
医療生協さいたまでは、「生協10の基本ケア(ふだんのくらし、そのままに。)」に取り組んでいます。
全国の生協で学びあいを通して広がっています。
生協がたいせつにしている介護として
①尊厳を護る
②自立を支援
③在宅を支援
があり、10項目に分けています。
1,換気をする
2,床に足をつけて座る
3,トイレに座る
4,あたたかい食事をする
5,家庭浴に入る
6,座って会話する
7,町内にお出かけをする
8,夢中になれる事をする
9,ケア会議をする
10,ターミナルケアをする
今回ご紹介する事例は第3章の「床に足をつけて座る」です。
車椅子に乗ったまま食事をする風景でよくありがちなのは
・フットレストに足が乗ったまま
・ずっこけ座りになっている
・車椅子のサイズが合っていないため、姿勢が崩れてしまう。
・テーブルと身体の距離が離れてしまう
です。
椅子に座り替える事によって、座位姿勢が保たれ、安定します。
足が床にしっかり付いている事で腰が楽になり、ずっこけ座りを解消できます。
ほんの一部の例ですが、日々の生活の些細な事に注目して生協10の基本ケアを取り組んでいます。