秩父のリハビリテーションを支える病院

療養病棟

医療療養病棟とは

医療依存度の高い方が対象になります。医療機器を使用して毎日の体調管理を行い、専門的なケアを提供することで、安心して入院生活を送る事ができるように援助します。施設への入所調整や、自宅への退院調整も行っています。

医療療養病棟の特徴

生協10の基本ケアの実践

療養病棟は回復期など他の病棟に比べても医療依存度が高く、様々な動作が難しくなった方々が多く入院されていますが、その中でも「生協10の基本ケア」を大事にして、一人ひとりの患者様がなるべく自立して尊厳ある生活を送れるよう支援しています。例えば普段車椅子を使用している方でも、看護師、介護士、理学療法士などで検討して食事の際にはできる限りイスへの乗り移りを行っています。また口から食事をとることが難しくなった方について、言語聴覚士などと相談してベッド上で横向きで寝た状態で食べることが可能かどうか(側臥位療法)などの検討も行っています。

集団コミュニケーション療法

言語聴覚士が行う集団でのコミュニケーション訓練の1つです。複数の患者様が一緒に言語訓練を行います。寝たきりの方でも、リクライニングに移乗して参加しています。

医療療養病棟の対象疾患

  • 酸素、吸引、血糖測定やインスリンを使用している方
  • BIPAPを使用している方
  • 経管栄養の方
  • 褥瘡がある方
  • 中心静脈カテーテルを留置している方
  • 気管切開をしている方
  • 難病の方(パーキンソン・ALS・筋ジストロフィーなど)
  • 癌に対する緩和ケアが必要な方
  • 酸素、吸引、血糖測定やインスリンを使用している方

入院決定までの流れ

①電話相談

入院・転院を希望される方は相談員まで電話(23-1300)にてご連絡下さい。
入院相談面接の日程を決めます。

②ご家族と面談

ご家族に来院頂き、患者様の身体状況や、家族状況、家屋状況等、社会背景についてお話を伺います。あらかじめ入院中の医療機関と相談の上、診療情報提供書・看護サマリー・検査結果を忘れずにご持参いただけますようお願いします。

③入院入所判定会議

診療情報提供書、面談内容を基に医師、看護師、リハビリ職、相談員等が参加し入院の可否を検討します。

④結果連絡

入院入所判定会議後に入院の可否・入院日(入院可能の場合)を相談員よりご連絡させて頂きます。


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